ごきげんよう😊
先日までさせていただいていたSPAWhiteの「LINEサービス」で人生はじめての朗読をしました。
自分では嫌いな声をフォロワーさんは
「やさしい声」と褒めてくださいました。
読ませて頂いたのは、西加奈子さんの処女作
「あおい」の序章の一節です。
読んだ瞬間、ふと涙が溢れた文章です。
あなたと、あなたの大切なひとに届けたいと思える、そんな優しさに溢れる言葉。
ブログの使い方間違っているかもしれませんが…またLINEサービスと被ってしまって恐縮ですが…(朗読ではないですけど)綴りますね☺️
★★★★★★★★★★
『 あなたのその小さな手では
まだすべてを掴むことができないかもしれないけれど
あなたが僕を涙ぐませたように、船が進むのを見守る空のように
きっと誰かが、あなたを待っていてくれる。
あなたが気が遠くなるくらい長い時間、何かに夢中になったり、忘れたり、思い出したりしている間も、
ずうっと、あなたを待っていてくれる。
それはきっといつも、大丈夫なんだよ。
あなたに、話したいことがあります。
どうか、怖がらないで。きっと会えたそのときは、
あなたのことを、僕に話してください。
あなたの全てを、話して下さい。
それはきっといつも、大丈夫なんだよ。 』
引用: 小学館文庫「あおい」
著者 西加奈子
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