
僕がセラピストとして働く理由②
こんにちは、藤丸です。
前回の記事に続き、私がSPAWhiteでセラピストとして働く理由をお話しします。
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「セックスの何がいいかわからない。痛いだけじゃん。」
性に関する悩みを打ち明けられる場って、そこまで多くない。
特に女性は安心して打ち明けられる異性の友人が少ないらしく、大学を卒業してからこの数年で、そういった相談は急増した。
「でもエッチなことにはちょっと興味がある」
悩みを打ち明けてくれたその子も、安心して話せる数少ない異性の友人として俺のことを選んで話してくれた。
その子は今まで男性経験がなく、相手も経験が全くなかった。ふたりとも知識不足で、彼女にとっては人生で初めて経験する行為だったという。
彼女の相手は、目の前にいる一人の女性に集中する余裕がなかったのか、距離感も埋まらないまま行為に至り、濡れていないのにそのまま…という、聞くに耐えないプレイをしたらしい。
だから、彼女のセックスに対する感想が、痛くて苦痛しかないというのもうなづけた。そしてそのトラウマからなのか、何年も付き合い続けているものの回数は片手に収まっている。そもそもそんな1回目を経験してもなお再挑戦した勇気をまず褒めてあげたい。
彼女のことは昔から知っていたけれど、本当は性に興味津々だった。ちょっとオマセな中学生が仲間内で見せ合うエッチな本も食い入るように読んでたし、何より妄想力がすごくて、そういった本から得た奇妙な知識をひとりで頭の中で膨らませているような子だった。
2人は仲が良く、彼女自身もお相手の男性に対して信頼しており尊重しあえるカップルだった。
ただ、男女の関係になると、そこには不満しかない。そんな関係。。。
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もし、女性向けの風俗業界が明るくなれば、どうだろう。
この業界は、正直あやしいし、怖い。男の俺ですらそう思うから、実際に利用する女性はなおさらだ。
この業界で、本当に安心してサービスを受けられるお店が増えれば、業界はもっと明るくなり、今まで怖くて足を踏み出せていなかった層の女の子も利用できる。
でも、本当に安心してサービスを受けられるお店って、そもそもあるのだろうか。
自分の大切な友達が利用しても、不幸にならない女性向け風俗。
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そんなことを思いながら生活していたある日、ネットでたまたま見かけたのがスパホワイトだった。
ウェブサイトを見て、次の瞬間には求人に応募していた。
ただ儲けを優先させるわけではないこのお店のポリシーが業界のスタンダードになれば、世の女性たちはもっと自由に自分の欲求と向き合うことができるのかもしれない…
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なぜか投稿がやや小説っぽくなってしまうのですが、お読みいただきましてありがとうございます。
セラピストとして働く理由②をお届けしました。
藤丸
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